THE HYUNDAI

奉恩寺は新羅時代、縁会国師が西暦794年に創建した歴史深い伝統寺院である。朝鮮時代に西山大師、四溟大師などの高僧を輩出し、板殿をはじめとして多数の有形文化財を保有している。周辺にアセム(ASEM)、貿易センター(COEX)、テヘランベンチャーバレーなどに勤める内・外国人にとって安らかな休息所であり仏教文化を感じて体験できる空間である。外国人訪問客のためのボランティア団体(ムンサス)を運営している。

宣陵には朝鮮第9代成宗とその継妃、貞顕王后尹氏の墓である宣陵と第11代中宗の墓である靖陵がある。成宗は世祖の孫であり徳宗(追尊)の次男で世祖3年(1457)に生まれて13歳(1469)の時に即位し、在位25年間学問を奨励して制度を整備するなど多くの功績を残し、38歳(1494)で崩御した。 陵を囲んでいる金網の柵を撤去し、森がある区間には古風な塀を積んで石垣道を造成した。

韓国総合貿易センターは国内外の貿易業者などの必要によって1988年9月7日に設立された大規模ビジネスタウンである。貿易会館、韓国総合展示場(COEX)、韓国都心空港ターミナル、インターコンチネンタルホテル、現代デパートなどが集まっていて各種貿易業務を一ヶ所で処理することができる。 地上55階、地下2階の貿易会館には韓国貿易協会をはじめとする20余りの輸出入関連機関と250余りの貿易会社、金融機関などが入っていて、4階の本館と3階の別館からなる韓国総合展示場は、3つの専門展示場と多くの常設展示場で形成されている。

1960年代初めまではトゥクソムナルから船に乗って漢江を渡れば、江南につく所が今の清潭洞一帯であった。今日極めて都市的な清潭洞に位置した綺麗で小さくてこぢんまりした公園である。低い散歩道に沿って上がっていくと簡単な運動器具が置かれている遊び場があり、朝になると運動する人々で結構混雑する所でもある。密集した木々で都市では珍しく澄んだ空気を吸うことができる休息空間である。公園の面積は59,347㎡である。