2021年2月26日、「未来への響き」というテーマのもと、未来型フラッグシップストア「ザ・ヒュンダイソウル」がヨイドにオープンしました。
伝統的なショッピング空間の枠を越え、世界を代表するソウルのアイコンとしての地位確立を目指して「ザ・ヒュンダイソウル」と命名、革新的な空間デザインと世界的なコンテンツ・キュレーション、そして、未来テクノロジーが融合した新しいグローバル・ランドマークとなりました。

ザ・ヒュンダイソウルの誇りは、自然をそのまま移したかのような革新的なデザインです。お客様に開放的な空間を提供するための新しいデザインは、9つの世界的な建築デザイン会社の洞察力とアイデアの集大成といえます。
ザ・ヒュンダイソウルは、世界的なイギリスの建築家、リチャード・ロジャース氏のデザインです。リチャード・ロジャース氏は、構造と設備を果敢に表に出すハイテク建築で建築史に一線を画し、彼の代表作にはフランス・パリの「ポンピドゥー・センター」、イギリス・ロンドンの「ミレニアム・ドーム」などがあります。ひときわ目立つ赤色のクレーンは、単なる装飾ではなく、柱がなくても屋根を固定することができる重要な役割を果たしています。柱がないことで内部の見通しが良くなり、サウンズ・フォレストやウォーターフォール・ガーデンを見渡すことができます。

ザ・ヒュンダイソウルは、様々なアートプロジェクトを企画し、訪問された皆様に新しい経験を提供します。1階から天井までを開放的にデザインした建築的特徴を活かして、ハンギングアートを設置しました。1階から天井を見上げた際に鑑賞できるパク・ソンギ作家とソ・ヘヨン作家の作品は、ザ・ヒュンダイソウルの自然光と開放的な空間にふさわしい、代表的なアート作品の１つです。

パク・ソンギ作家の「An Aggregation 180609」
光と空間のイメージを反映する個体でデザインされた作品は、与えられた空間をより拡張させます。単調でありながらも明瞭なフォルムは、優雅で清らかな雰囲気を醸し出し、資材の特性をより引き立たせています。数万個の個体とストリングが周辺の環境と照応しているため、資材がただ虚空に浮かぶのではなく、堅固な構造の中に固定されたものであることが感じられます。

ソ・ヘヨン作家の「1つの全体－緊密な境界」
シンプルにパターン化されたレンガのモチーフは、私たちの視点において長い間視覚的な経験と観念的な解釈で蓄積されたイメージである、厚さと体積を持つレンガの形状が思い出され、空間を仕切るツールとなりました。そして、つくられた壁は、内側と外側を分離する境界であり、2つの空間が結合する地点に築造された1つの世界となります。現実における壁は、ただ一つの、全体にはなり得ない数多くの面の集合体である空間を作り、活動する実体のすべての存在から、知らない、親密でないものから私たちを保護します。
壁は、日常生活の条件として哲学的事由の対象となるにはあまりにも馴染み過ぎていますが、見えない境界と結合の対象として存在します。見えないものから出てきた私たちの目に見えるものは全て、私たちの生活の一部であり、全てとなります。それぞれは個別であり、お互いに属する一部分でもあります。単調な四角形の世界の中で、部分であり全体、全体であり部分という境界で崩れ、構築することを繰り返します。

ザ・ヒュンダイソウルに足を踏み入れると、開放的な空間、緑の木、水、空から降り注ぐ光が視界に飛び込んできます。どのフロアにも自然光が差し込むようにデザインされたこの空間は、すべての天井がガラス張りになっており、「ボイド(Void)」と言われる天井から1階までの建物全体をオープンにする建築デザイン技法を用いることで、開放的な空間に仕上がっています。これが、ザ・ヒュンダイソウルが一般のデパートとは明らかに違うことを感じさせる理由です。
現在ご覧いただいている「ウォーターフォール・ガーデン」は、ザ・ヒュンダイソウルで最も人気のあるフォトスポットの一つです。高さ12mの3階から1階に落ちる滝を、空間内部に差し込む自然光とともに様々な角度からご鑑賞ください。

高さ20メートル以上からなる開放的な無柱空間とサウンズ・フォレストを背景に、ザ・ヒュンダイソウルを最も美しく写真に収めることができるのが、ずばりここです。革新的な空間デザイン、最も未来的な建築物が抱く自然をお届けするザ・ヒュンダイソウルで、大切な方々と幸せな思い出をお作りください。

CH 1985は、多彩な趣向と観点を持つ新しい世代の趣味嗜好型コミュニティ・プラットフォームで、ライフスタイルを反映したデジタルクラスのみならず、最高級の音響システムが設置された「メディア・シアターホール」などの特化スペースが設けられています。1985とは、デパート業界で初めて文化センターの運営を開始した、ヒュンダイデパートのヘリテージを意味します。長年培ってきたノウハウが盛り込まれた現代的な空間で、幸せな暮らしづくりを学んでみてはいかがでしょうか。

アートと暮らしに対する哲学をもとに企画されたALT.1は、流通施設最大規模のアートスペース(350坪)です。この空間名には、「様々な文化的コミュニケーションを通じて人生を一歩前進させる。(Art makes our livestake 1 step further)」という意味が込められています。2021年のオープン展示「アンディ・ウォーホル:ビギニング」を皮切りに、ラウル・デュフィ展、ポンペイ遺物展など、その名の通り、世界レベルの原画や遺物作品の展示を行っています。

サウンズ・フォレストは、約1,000坪の規模からなり、天井高がマンションの6階に相当する20mにも達する、業界最大の屋内庭園です。開放感のある広々としたこのサウンズ・フォレストでは、降り注ぐ自然光や四季折々の植物を満喫しながら、鳥のさえずりを聞くこともできます。ザ・ヒュンダイソウルは、総売り場面積の半分を屋内造園および憩いの空間として設けて、リテール・セラピーを実現しました。そしてここには、「自然を身近に感じることが、より幸せな生活を営む方法である」という時代的解釈が表出されています。ザ・ヒュンダイソウルは、サウンズ・フォレストのみならず、店舗の至る所が造園空間となっているため、ショッピングもまた「癒し」となります。

ザ・ヒュンダイ・プレゼントは、「幸せは今、私たちのそばに」というスローガンのもとに展開されている記念品ショップで、ザ・ヒュンダイソウルへの訪問を記念するライフスタイルグッズを販売する空間です。最新トレンドの集結地とされるザ・ヒュンダイソウルへの訪問がより長く記憶に残るよう、ブランドアイデンティティが盛り込まれた斬新な商品を厳選して提供しています。ザ・ヒュンダイソウルを象徴する代表カラーの1つであるダークグリーンと、ザ・ヒュンダイソウルの外観デザインを担当したイギリス建築の巨匠、リチャード・ロジャース氏による赤い鉄骨のデザインポイントを活かした各種グッズが販売されています。ザ・ヒュンダイソウルの屋内庭園「サウンズ・フォレスト」の香りを閉じ込めたディフューザー、ヒュンダイデパート独自のキャラクターである「ヒンディ」のぬいぐるみ、キーホルダー、タンブラー、Tシャツなど、ソウルまたは韓国旅行の思い出をより特別なものにしてください。

エピック・ソウル(EPIC SEOUL)は、2030世代にとってポップアップの聖地とされているザ・ヒュンダイソウルならではの、ポップアップ専用スペースです。「Experience、Passion、Innovation、Creativity」の頭文字を取ってネーミングされたもので、その名の通り、一味違う経験を目的として運営されています。デジタル技術を取り入れた没入型のアート展示、グローバル・エンターテインメント社の最新公開作品などが、常時ご覧いただけます。

韓国でいま最もトレンディなグルメブランドに出会える、テイスティ・ソウルをご紹介します。サッカースタジアム2個分より大きな、韓国最大規模 1万4,820㎡のグローバル・グルメ館で、ソウルの有名グルメ店のみならず、海外の有名F&Bも入店しています。中央に位置する「22フードトラック・ピアッツァ」は、イタリア語の「広場(ピアッツァ)」と、ザ・ヒュンダイソウルの所在地「ヨイド洞22番地」を組み合わせてネーミングした、フードトラックゾーンです。韓国料理から中華、洋食、ベトナム料理、メキシコ料理まで、世界のグルメを楽しむことができ、定期的に新しいブランドを発掘して、ポップアップストアという店舗形態で運営しています。

地下2階の「クリエイティブ・グラウンド」は、ザ・ヒュンダイソウルのテーマである「未来への響き」に合わせて、MZ世代の感性と嗜好を具現化した空間です。
無限の好奇心と革新をもって、様々なカテゴリーの限界を突破する最新トレンドを取り扱っています。従来の枠に捉われない空間キュレーションをベースに感性と趣向が商品となり、ユニークな経験がリテール・セラピーへと繋がる「クリエイティブ・グラウンド」で、驚きと楽しさに満ちた特別な瞬間をお楽しみください。
ザ・ヒュンダイソウルの「アイコニック・スクエア」は、同時代の文化をリードする最新トレンドやコンテンツ・ポップアップが楽しめる空間です。新しい世代の感性と嗜好に基づき、顧客とブランドが相互交流できる空間を設けて、常に新しい経験を提供します。グローバル・ファッション、ストリートウェア、コンテンポラリー、ビューティ、K-カルチャー、キャラクター、IPなど、枠に捉われない多彩なコンテンツで、想像以上の楽しいひと時がお過ごしいただけます。

「YP」とは、Young VIPの略で、20~30代のVIPを対象とするヒュンダイデパートのVIPメンバーシップです。CLUB YPに選定されると、「若さの特権」というスローガンにふさわしい、Club YPならではの様々な特典とショッピングがお楽しみいただけます。この「YPHAUS」は、Club YP会員専用の空間で、世界的なアーティストでデザイナーの「ハイメ・アジョン(Jamie Hayon)」がデザインを手がけたことで、より特別な空間となりました。
ハイメ・アジョンは、「今まで見たことのない2030だけの特別な空間」づくりを目指して、「YPHAUS」をまったく新しいものに創りあげました。研ぎ澄まされた感性と多様性、芸術感覚をもつMZ世代の特性を反映した空間は、それ自体がアートとなりました。映画のごとく劇的に創り上げられた美しいシノグラフィーの風景に、まるで自分が舞台に立っているかような畏敬の念をも抱きます。
「YPHAUS」は、ハイメ・アジョンが韓国各地を旅行しながら研ぎ澄ました感性と、彼が生まれ育ったスペインの感性が結び付いた空間です。特に、至る所に施されたタイルや、赤、黄、緑などの躍動感あふれる色合いからは、スペインの趣が十分に感じられます。